
この記事を読むと分かること
伝わる文章で使われる2つのライティング技法が分かる
2つのライティング技法の実例が分かる
2つのライティング技法の使いどころが分かる
伝わる文章を書くための2つの型
伝わる文章を書くためには、さまざまな要素がありますよね
型を知ることだったり、文章表現を学ぶことだったり、相手を意識することだったり…
これらのことを同時に処理していくのは誰しもつらいものです
だからこそまずは基本を押さえて、その基本に当てはめながら進めていくことで、
上手く道を切り開いていきましょう
では伝わる文章の基本の型を2つ紹介していきます
- SDS法
- PREP法
それぞれ各段階の頭を文字を取っています
順にみていきましょう!
SDS法
まず1つめの型はSDS法
SDSとは、
-
- Summary (要約)
- Detail (詳細)
- Summary (要約)
の頭文字を取っています
例えば
- S1:目の疲れを減らすには、ブルーライトカットの眼鏡が有効
- D1:目の疲れとブルーライトの関係
- D2:ブルーライトカット眼鏡の効果
- S2:ブルーライトをカットすることで、目の疲れとはおさらば!
のように使います
この手法の便利なところは話がブレないところ
まず最初に要約を作ります
先の例で言えば『ブルーライトカット眼鏡が目の疲れに効くこと』です
これが文章の頭とお尻にきます
その間をうめるようにストーリーを肉付けしていきます
最初に結論を言っているので、肉付けは根拠を書いていけばOK
「書いているうちにだんだん話が逸れていってしまう!」
という僕みたいな場合、とても使いやすいです
PREP法
2つめの型は、SDS法を少し応用させたバージョンで、
PREP法と言います
PREPとは、
- Point (要点)
- Reason (理由)
- Example (例)
- Point (要点)
の頭文字を取ったものです
例えば
- P1:目の疲れを減らすには、ブルーライトカットの眼鏡が有効
- R:ブルーライトは散乱しやすく、目の筋肉を使いすぎるから
- E1:僕も実際に使ってみたところ、以前よりも目が疲れにくくなった
- E2:世界が黄色い
- P2:ブルーライトカット眼鏡なら目の疲れが減る
のように使います
SDS法と比べると、具体例が追加されるため、話に説得力が増します
さらに説得力を増す方法としては、Rでは客観的事実を説明し、
Eでは主観的事実を説明します
インターネットが普及した今、すでに大量の情報が溢れています
テレビでも情報番組が視聴率を集めている時代です
客観的事実はほとんどの人が知っています
昔よりも人々は賢い!はず
なので客観的事実は聞き飽きています
そこで他のメディアと差をつけるためには、主観的事実を提示する必要があります
主観的事実を提示するには、実践が必要です
だからこそ言葉にも重みが出てきます
知ったかぶりよくない
この手法の使いどきは、主観的体験がある場合です
実際に体験したことを書くときはとても簡単なので、
ただの日記や体験談で終わらせないためにもPREP法を使って、
一度文章にしてみましょう
まとめ
SDS法とPREP法があり、いずれも結論⇒根拠⇒結論のサンドイッチ
話がブレないようにする意味も込めて、使い勝手がいい
主観的事実が説得力を強めるポイント
以上、伝わる文章を書けるようになるための2つのライティング技法でした
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